PADS Makerでシンボルの作成
既存のシンボルを編集して作成する場合は次の方法でSymbol Editorを起動する.
Schematic EditorのPartsで編集する元のシンボルを右クリックし,[Edit Symbol]をクリックする.
編集が終わった後は,メニュー[File] → [Save As...]から別名で保存する.
Symbol Editorのメニュー[File] → [Open] → [Library Symbol...]で開くダイアログからでも選択できそうだが,なぜかライブラリの先頭のシンボル以外を開くことができない(他のものを選択しても先頭のシンボルが開かれる)ため注意.
以下は簡単なメモ
- REFDESの自動割り当てを有効にするには,プロパティのSymbol TypeをModuleにし,Pin Numberを割り振る必要がある
- シンボル作成時に既存のもを流用すると,プロパティの値を編集するとエラーになることがある.このときは諦めてファイルそのものをテキスト編集するとできる.(いいのか?) ただし,DEVICE プロパティが重複するので,そのときはSymbol EditorからSave Asで他のライブラリに保存すると勝手に振ってくれる.
- DEVICEプロパティはODB++出力したときの部品名になるため、意味のわかる名前にしておいたほうが、別の検証ツールの入力にするときは便利かもしれない
- Layoutの側でGate Swapを行なうときは、シンボルにはImplicitピン(シンボルには表示されずプロパティ上で接続するネットを定義するピン)を持たせないといけない。つまり、全てのシンボルが電源/グランドを持つ形式にしてしまうとGate Swapができなくなる